導入までの経緯
JR東日本創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして、さ
いたま市に建設された鉄道博物館様。鉄道技術や鉄道システムの
変遷・歴史を、車両等の実物展示を柱に、それぞれの時代背景等
を交えながら、学ぶことができる博物館です。なかでも、シミュレー
ターは、鉄道の原理や仕組みを体験的に学習できるため、子供た
ちに人気があります。鉄道博物館様は、前身である交通博物館時
代にはシミュレーターにリアプロジェクションテレビを使用されて
いましたが、交換のタイミングを機に新しい機材を探していらっし
ゃいました。
しかし、通常、プロジェクターを使用する場合、スクリーンの位
置を離す必要があり、またスクリーンもより大きくしなければなら
ず、大規模な工事が必要とされました。そこで、これまで使用してい
たリアプロジェクションテレビの画面をスクリーンとしてそのまま
生かして使える、投写距離の短い日立の超短投写距離フロントプ
ロジェクター「CP-A100J」を提案した結果、採用いただくことに
なりました。
導入によるメリット
日立のCP-A100Jは、世界初※の自由曲面レンズと自由曲面
ミラーを搭載した、超短投写プロジェクター。投写距離は、80型
の大画面でも本体を含みわずか63cm。縦置き設置すれば、床面
や天井・側面にも投写可能で、狭い空間で大画面投写ができる
ため、アミューズメント機器のディスプレイ媒体としても最適で
す。29dB(静音モード)という図書館並の静粛性、イージーメン
テナンス性と併せて、電車のシミュレーターという狭い空間でも、
エンターテインメント感あふれる映像空間が実現できました。
鉄道博物館様では、実際にJR東日本で運転士訓練用に使用
されていた211系運転台との相乗効果で、まるで本物の電車を
操縦しているようなリアルな臨場感が楽しめるようになり、今で
は、山手線として使用されていた205系、京浜東北線209系等々
の他のシミュレーターと合わせて、1日の来場者が平均450組
という大人気のシミュレーターになりました。
※2008年1月現在、日立調べ。